【アメリカの人事部】COVID-19罹患体験記

 

 

【アメリカの人事部】COVID-19罹患体験記

 

 米国では、夏の終わりにCOVIDの感染が増加しており、一部の学校、病院、企業が再びマスクの着用を奨励または要求している。

 先月の疾病予防管理センター(CDC)のデータによれば、全国のCOVID入院患者数が1週間で約19%増加し、死亡者数は21%以上増加しているという。

 

▼出所:As U.S. COVID hospitalizations rise, some places are bringing mask mandates back

Updated August 31, 20232:47 PM ET

https://www.npr.org/2023/08/31/1196943567/covid-cases-surge-mask-mandates

 

 ファイナンシャルタイムズでもOmicron変異株の推移はまだまだトラックされているという記事も出ている

▼‘We haven’t seen the end of Covid’: surge in cases to test health systems

https://www.ft.com/content/5ec35a44-eadd-47de-a325-4a5004bc36c5

 

 カリフォルニア州でも入院数が先月よりも倍増し、アウトブレーク(1週間に3ケース以上の組織)が急増しているようだ。

▼COVID-19 cases increasing across Los Angeles County, most of California

https://ktla.com/news/coronavirus/covid-19-cases-increasing-across-los-angeles-county-most-of-california/

 

▼Here’s where L.A. County is seeing COVID outbreaks this summer

https://www.latimes.com/california/story/2023-09-01/heres-where-l-a-is-seeing-covid-outbreaks-this-summer

 

 このような環境の中、各方面にご迷惑をおかけして大変恐縮だが、筆者自身もCOVID-19 Positiveの判定を受けた。2023年9月1日のことである。

 

 症状は高温の発熱はないものの、大変な喉の痛みから始まった。

あまりの痛みに飲み物、食べ物が喉を通らず、1日で約4lbs体重が落ちるほどであった。

 

 今回の判定はUrgent Careで受けたが、判定の後、すぐに職場に判定証明を出す書類希望の有無が質問され、書類が職場に提供できるように配慮されているようだった。

 

弊社も関係各位に御連絡の上、お詫びを申し上げた。

 

 例えば、LA Countyでは下記のリンクからPositiveになった方のIsolationのGuidelineが出ている。(Cal OSHAのNon-Emergency Regulationsを基本的にフォローしたものになっている)

http://publichealth.lacounty.gov/acd/ncorona2019/covidisolation/

 

また、最近のカリフォルニア州では大変珍しく日本語のガイドラインも用意されている。

 

▼日本語版のガイドライン(Positiveになった人向け)

http://publichealth.lacounty.gov/acd/docs/HomeisolationenCoVJapanese.pdf

 

併せて、濃厚接触者用のガイドもLA Countyから提供されている。

http://publichealth.lacounty.gov/acd/ncorona2019/covidquarantine/

 

この濃厚接触者用のガイドも日本語版のガイドラインが発効されている。

http://publichealth.lacounty.gov/acd/docs/InformationForExposedPersonsCOVID19_SummaryJapanese.pdf

 

▼カリフォルニア州のNon-Emergency Regulationsについて

COVID-19 Prevention Non-Emergency Regulations

https://www.dir.ca.gov/dosh/coronavirus/Non_Emergency_Regulations/

 

 弊社にも従業員さんのPositiveになった結果を受けて、隔離のガイドラインの確認の質問が最近寄せられていた。ガイドラインにあるように、現在は5日間経過して症状がなければ、特に陰性の証明なく仕事場に戻ることが可能であるが、会社の方針で戻る際に陰性の証明を求めることも可能である。

 

 この場合、全ての従業員統一したガイドラインで実施すること、また、実施するための時間、コストについては会社が負担できるように会社のルールを用意しておくことが必要だろう。

 

 但し、現在の隔離期間は通常のPaid Sick LeaveやPTOを利用してもらうことになる。

https://www.dir.ca.gov/dlse/COVID19resources/FAQs-Testing-Vaccine.html#:~:text=including%20travel%20time.-,The%20employer%20must%20pay%20for%20the%20time%20it%20takes%20for,work%2C%20whether%20or%20not%20required

 

 再度御社のCOVID-19 Prevention Programとルールを確認しておいてよいタイミングかもしれない。

 

皆様のご健康をお祈りしております。

 

この記事に関してご質問は、Philosophy LLC まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 


 
【執筆】
 
 
Philosophy LLC
President
山口 憲和   (Norikazu Yamaguchi)
Email:yamaguchi@yourphilosophy.net  
 
 
【プロフィール】
MBA, SHRM-SCP
CA Insurance License: 0F78137
日本キャッシュフローコーチ協会認定コーチ 会員番号463
 
 
群馬県高崎市出身
2000年より米国型人事コンサルティングを行う。
2004年からロサンゼルスに拠点を移し、日系企業を中心に500社以上のコンサルティングを経験。米国人事に欠かせない保険のライセンスも取得し米国人事のサポートを行っている。
また、米国人事プロフェッショナルとしての資格 SHRM-SCP=SHRM(Society for Human Resource Management=米国人材マネジメント協会)Senior Certified Professionalを取得。  
 
 
(学歴 )
群馬県立高崎高等学校卒業
東京外国語大学 外国語学部 
中国語学科卒業 中国 復旦大学 国際文化交流学院修了
慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科 修士課程修了(MBA)  
 
 
(職歴)
全日本空輸株式会社(ANA)、Mercer Human Resource Consulting等を経て現職  
 
 
(共著書)
A&R優秀人材の囲い込み戦略A&R優秀人材の囲い込み戦略  
 
 
 
【会社情報】
Philosophy LLC
Philosophy Insurance Services
所在地:609 Deep Valley Drive, WEST TOWER Suite 358
Rolling Hills Estates, CA 90274  
URL:philosophyllc.com/
TEL  310-465-9173  
 
 
【事業内容】
日系企業向け人事コンサルティング・保険代理店業務  
 
 
免責事項:山口憲和は、この記事の中で正確で常識的、倫理的な人事管理、雇用者、職場、保険情報等を提供するために万全を期していますが、山口憲和は弁護士ではなく、この記事の内容は 法的助言として解釈できません。 不確かな場合は、常に弁護士に相談してください。 この電子記事上の情報は、ガイダンスのためだけに提供されており、決して法的助言として提供されるものではありません。この情報を利用して損害が生じた場合でも弊社では責任を負いかねますのでご了承下さい。  
 
 
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