あなたの天職は？仕事も人生も充実させてくれる天職の見つけ方
あなたの天職は？仕事も人生も充実させてくれる天職の見つけ方
仕事について考える際、どなたも一度は「天職」について考えられたことがあると思います。天職は人生を充実させてくれますが、天職が何か分からず悩まれている方も大勢いらっしゃるかと思います。
また中には天職だと思っていたけど時間が経つにつれ、「自分にとっての天職は果たしてこの仕事なのか？」と疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれません。今回の記事では、そんな方に向けて天職の特徴や天職の見つけ方をご紹介させていただきます。今の仕事に悩まれている方はぜひ参考にしてみてください。
ジョブ（Job）とキャリア（Career）とコーリング（Calling）の違い
天職が何か分からずに悩んでいる方は、まず仕事というものに対するコンセプトを明確にすると、天職についても考えやすくなるのでおすすめです。ここでは大変参考になると思うのでアメリカで一般的な仕事に対するコンセプトである、ジョブ（Job）とキャリア（Career）とコーリング（Calling）について説明させていただきます。
ジョブ（Job）
まず最初のジョブは収入を得るための仕事を意味します。ジョブを仕事としている人は仕事より家族や友人、趣味を大切にする傾向があり、これらの人にとって仕事とは、自分が好きなことをするための手段でしかありません。職場において、学びや経験、人とのつながりを作っていると感じられない場合は、仕事がジョブになっていると考えられます。
キャリア（Career）
キャリアはその仕事で収入を得ることも大きなポイントですが、より高みを目指したいと自分が思える仕事を意味します。キャリアを仕事にしている人は仕事を学ぶ意欲があり、昇進や成果を目指す傾向があります。また仕事において未来へのビジョンやゴールがあり、同僚との仕事上の健全な競争を楽しんで行います。
コーリング（Calling） 英語のコーリングは神から呼ばれる、導かれるといった意味があり、これは日本語では天職を意味します。コーリング（天職）を仕事とする人は仕事に対して感情的にも個人的にも熱狂的に強い結びつきを感じています。目的をしっかりと持ち、仕事に貢献するために喜んで長時間一生懸命に働き、大きな満足感を得ています。
これらのジョブとキャリアとコーリング（天職）の違いを理解することは自分の仕事を分析するヒントとなり、自分にとっての天職を探しやすくしてくれます。同じ仕事でも人それぞれの資質によって、ジョブだと感じたり、コーリング（天職）だと感じることがありますが、このコンセプトをもとに今の自分の仕事がどれにあてはまるかを考え、自分にとってのコーリング（天職）が何かを見つけるきっかけにしてみてください。
天職の特徴
天職をみつけるためには天職の特徴を詳しく知ることも大切なポイントです。ここでは天職の特徴をさらに詳しくご紹介します。
心から楽しめ、モチベーションを持ち続けられる
天職はコーリングで説明したように、その人と仕事が深く結びついている仕事なので、仕事を心から楽しめ、一生続けたいと思えるものです。もちろん仕事なので苦しいことや辛いことはありますが、天職なら、心からやりがいを持って仕事に取り組めるため自然とやる気がわき、モチベーションを持ち続けることが可能となります。
少しくらい無理をしても苦にならない
天職を仕事にすると仕事をしている時間を増やして経験をもっと積みたいと考えるようになります。そのため残業が多かったり、平均年収よりも低い収入であったとしても、それほどストレスにならずに仕事に打ち込むことができます。もちろんオンとオフの切り替えをしっかりして、ワークライフバランスを充実させることも大事です。しかし天職と出会えると、プライベートでもそのための勉強をしたり新しいアイデアを考えたりするようになるのです。
自信と誇りをもって仕事をしている
天職に就くことができれば、努力をすることが苦になりませんから、自然とスキルが向上し自信と誇りを持って仕事ができるようになります。誰よりも仕事への情熱があることで、「この仕事では誰にも負けない」という自信と誇りを持つことができるようになるのです。
感謝されたり評価されたりする
天職は、やりがいを持ち心を込めて行う仕事なので、自然と周りから評価されたり感謝されたりするようになります。こうした仕事は丁寧で質が高いため、クライアントや社内のメンバーが求める以上の成果を出す傾向があるからです。始める時には周囲から反対された仕事だとしても、高いパフォーマンスを発揮することにより、次第に周囲にも認めてもらえるようになります。
自分の人生を捧げても後悔しないと思える
ずっと続けられる仕事だと思えるのが、天職です。女性は、結婚を機に退職や転職を考える方もいらっしゃるかもしれません。また、男性もキャリアを考えて転職しようと考える方がいらっしゃるかと思います。しかし、天職に就いている人は「自分はこの仕事のために生まれてきた」と思ってるため、一生その仕事を続けようと心から考え、人生の節目を迎えてもやめずにずっと続けたいと考えるのです。
天職の見つけ方
天職の特徴を理解しても自分にとっての天職は何なのかが分からない方も多くおられるかと思います。ここでは、おすすめの天職の見つけ方をご紹介させていただきます。
自己分析をする
天職を見つけるために、まず自分自身について深く知ることは大変おすすめの方法です。自己分析をすることで自分の性格や考え方、好きなことや苦手なことなどが明確になり、天職についてヒントを得られやすくなります。自己分析についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
就職、転職活動の最重要事項！【自己分析と他己分析】Part1
就職、転職活動の最重要事項！【自己分析と他己分析】Part2
新しい分野の仕事に挑戦してみる
経験したことや得意なことが、必ずしも自分に向いている天職だとは限りません。今、現在天職が見つかっていないと思う方は、これまでとまったく違った環境へ身を置いてみるのも得策かもしれません。天職を見つけるためには、時には偶然や縁も大切な要素となるからです。本当に心が動かされるものが見つかるまでは一つの仕事にとらわれず、挑戦し続けることが大切です。やりたいことは、とりあえずやってみるという姿勢も重要だと言えます。
お給料や待遇だけで仕事を選ばない
仕事をするうえでお給料や待遇が良いに越したことはないですが、そこに固執しすぎると天職といえる仕事から遠のく可能性がとても高まってしまいます。大切なのは提示されているお給料の額や待遇よりも、仕事そのものを楽しんだり、仕事の内容にやりがいを感じたりすることです。
時には自分が不満に思っていることに向かい合うことが天職になることも
時には天職は好きや楽しいものではなく、逆に自分が不満に思っていることが天職のヒントになったりします。例えば、大変仕事ができる女性が会社の中で男性ではないからという理由で、昇進できなかったり重要な仕事を任せてもらえず、会社に対して大きな不満を持っていたとします。この方が、仕事において女性がもっと活躍すべきだと強く思い、会社を辞めて、自分で女性が起業するためのサポートをするビジネスをはじめて、その仕事を天職だと思うようになる、などの場合です。自分にとって大きな不満を仕事にして解消しようする時、その人は大きなやりがいを感じ、その仕事こそ天職だと思うことがあるのです。
天職は１つではない
天職と聞くと、１つの職業をイメージしがちですが、実際は天職は１つだけとは限らず、人生の時期によって変化することもあります。これは人の成長や環境の変化により、個人の興味や好みが変化することにも影響されています。ある職業に就いた時、「これが天職だ！」と感じたとしても、歳を重ねるにつれ、社会での経験が多くなり自分の置かれる環境が変化すれば、その時々で天職に対する価値観が変化していくのも当然といえるでしょう。そういった方には１つの仕事にこだわりすぎず、新しい仕事に挑戦することをおすすめします。
視点を変えることにより今の仕事を天職にする
また人によっては着眼点を変えることにより、今の仕事を天職にすることも可能です。日々の仕事の中で自分が好きなことや楽しんでやっっていること、得意なことややりたいことをみつけ、自分の才能が最大限に発揮できるように働き方を変化させてみましょう。そうすることで、今の仕事に新たなやりがいや楽しさが生まれて天職となり、周りにも今まで以上に良い影響を与えられるようになるのです。
天職だと思うことを見つけたらやるべきこと
最初は難しいことがあっても継続する
天職を見つけたとしても、すぐに成功が約束されているわけではありません。どんなに好きな仕事でも自分のものにするためには、努力し苦労することがあります。天職＝楽な仕事だとは考えず、他の仕事と同様に苦労や大変な経験をすることがあることを認識し、せっかく見つけた天職をすぐに辞めたりあきらめないようにしましょう。
他人の目や価値観を気にしない
天職を見つけても、それが仕事における世間の一般的な価値観と一致するとは限りません。例えば、キャリアを積まなくてはいけない、有名になったり高収入であることが大事、自分の仕事は正当に評価されるべきである、などといった価値観にとらわれていると、せっかく見つけた天職に存分に打ち込むことが難しくなってしまいます。他人の目や価値観を気にせず、自分の「この仕事をしたい」という本能を信じて、全力を尽くして前に進んでいくことが重要です。
失敗を恐れない
天職をみつけて新たにチャレンジする際に不安を持つことは極めて自然です。このとき大切なのは失敗を恐れるのではなく、失敗から学んでいこうという姿勢です。天職であっても特に最初の頃はミスや失敗が起こります。ですが、失敗を極度に恐れていると成長のスピードが落ちてしまいます。失敗を経験することで「次はどうしたら良いか」という実践的なアイデアが生まれます。こうしたアイデアをもとに、自分の天職に磨きをかけていきましょう。
今回は天職について詳しく紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか？転職が何かわからなくて困っている方や、天職をどうやって見つけたらよいのか悩んでいる方の参考になれば幸いです。天職は人生を充実させてくれます。ぜひご自分にとっての天職を見つけ出してみてください。
******************************************
キャリアカウンセリングを受けてみませんか？
クイックUSAのリクルーターは、お仕事探しをしている方にとっての強い味方です。リラックスした雰囲気の中、リクルーターとの1対１の面談形式で、ご希望を伺いながら、一人ひとりが抱えるお仕事探しでの課題や悩みを一緒に解決していきます。アメリカでのお仕事探しの第一歩は、クイックＵＳＡのリクルーターと是非始めてみてください。キャリアカウンセリングご希望の方は、ご登録後、下記までご連絡ください。
QUICK USA, Inc.
[Los Angeles Office ]（Headquarters)
1995 W.190th Street, Suite 200 Torrance, CA 90504
Email:quickla@919usa.com
Phone: 310-323-9190
[New York Office ]
8 West 38th Street, Suite 802, New York, NY 10018
Email:quick@919usa.com
Phone: 212-692-0850
★★クイックUSAにレジュメのご登録がまだの方は、今すぐご登録ください！★★
クイックUSAでは、ご登録者の方に対して
無料のキャリアカウンセリングを実施しています。
★★Emailにてレジュメを送るだけで登録完了の
エクスプレス登録もご利用いただけます！★★
アメリカで現在お仕事をされている方、OPTや学生の方など、
現在アメリカに住んでいらっしゃる方へ
アメリカでのご転職・就職で何かご質問がございましたら
下記よりご連絡ください。
【アメリカでのご転職・就職をお考えの方へ】
★アメリカでのお仕事探し、就職・転職はクイックＵＳＡにお任せください。 弊社のサービスにご登録がお済みでない方は、まずは英文履歴書のご登録をお願いいたします。 www.919usa.comより、オンライン登録をしていただくか、 quick@919usa.comまでE-mailにて英文履歴書を添付ファイルにてお送りください。 折り返しご連絡させていただきます。
※クイックＵＳＡではニューヨークとロサンゼルスを拠点に全米で、留学生や社会人の求職者に対してアメリカでの就職・転職のお手伝いをしています。ご紹介しているお仕事は、金融、会計、ＩＴ、輸出入、人事、営業など多岐に渡ります。 雇用形態はお仕事をお探しの方のライフスタイルに合わせて、 フルタイムのお仕事とテンポラリーのポジションをご紹介。
クイックＵＳＡでは経験豊富なリクルーターが、求職者の皆様一人ひとりのご希望などを伺いアメリカでのキャリアプランを一緒に考えさせていただいています。 アメリカでお仕事をお探しであれば、アメリカ求人多数のクイックＵＳＡに是非ご登録ください！（無料）
【お問合せ】
QUICK USA, Inc.
[Los Angeles Office ]（Headquarters)
1995 W.190th Street, Suite 200 Torrance, CA 90504
Email:quickla@919usa.com
Phone: 310-323-9190
[New York Office ]
8 West 38th Street, Suite 802, New York, NY 10018
Email:quick@919usa.com
Phone: 212-692-0850
【アメリカでのご採用をご検討中の企業様へ】
★採用でお困りなことはありませんか？ QUICK USA, Inc.では、アメリカでのご採用のお手伝いをしています。 フルタイム、パートタイム、派遣等、御社のご採用のお手伝いをさせていただきます。 お気軽にご連絡ください。
●クイックUSAでは人事・労務関連のご相談にも応じております。
クイックUSAではハンドブックの作成・見直し、ジョブディスクリプションの作成、セクハラ防止セミナーの開催など、 人事労務関連のご相談も承っております。内容、お見積りなど何でもお気軽に下記までご相談ください。
QUICK USA, Inc.
[Los Angeles Office ]（Headquarters)
1995 W.190th Street, Suite 200 Torrance, CA 90504
Email:quickla@919usa.com
Phone: 310-323-9190
[New York Office ]
8 West 38th Street, Suite 802, New York, NY 10018
Email:quick@919usa.com
Phone: 212-692-0850
●「アメリカの人事部」ニューレターのお申込み
クイックUSAは「アメリカの人事部」を発足し、在米日系企業様向けにニュースレターを配信させていただいております。アメリカでビジネスを遂行していくために、必ず知っておかなければならない法律、人事・労務、ビザなどの最新ニュースを定期的にお届けしております。 「アメリカの人事部」のニュースレターの受信をご希望の企業様は、下記までお気軽にお申し付けください。
「アメリカの人事部」のニュースレターお申込みご希望の方はお手数ですが、会社名、ご担当者様氏名、役職、電話番号、会社のご住所、E-mailアドレスを明記の上、下記E-mailアドレスまでご連絡くださいますようお願いいたします。 E-mail：info-usjinjibu@919usa.com
「アメリカの人事部ニュースレター」のバックナンバーをご希望の方は、
E-mail：info-usjinjibu@919usa.com まで、ご希望のナンバーをお気軽にお知らせください。
【バックナンバー】
No.1 日本の人事について、トランプ政権発足以降のビザ取得の状況
No.2 人事が知っておくべき高額医療/消費者保護法(CCPA)施行/感染症対策
No.3 コロナウィルス拡大で米国CDCも推奨「在宅勤務」について/シックリーブ
No.4 在宅勤務特集/在宅勤務に関するQ&A
No.5 コロナウイルスに関するQ&A/WiFiの規定/より快適な在宅勤務のコツ
No.6 CDC雇用者向けページを確認しよう/After COVID-19の訴訟について
No.7 ポスト・コロナの職場環境/ビザ取得の状況/WEB面接のコツ
No.8 出社への不安という理由/職場再開における適正な準備と手順
No.9 Return to Workのポリシーを作ろう/オフォス再開に関する一問一答
No.10 コロナ禍で考える「評価制度の構築」/ Don’t be silent ～アメリカの人事は差別との闘いであるから
No.11 移民法、雇用調整助成金(ERC)最新情報
No.12 失業保険の不正受給が急増/評価制度Q&A
No.13 職場におけるコロナ関連訴訟/ オフィス対策/ 感染テスト
No.14 ジョブ型？メンバーシップ型？/自主隔離を終了させる新たなガイドライン
No.15 CA州無給休暇と収入保障/強い企業になる！ブラックスワン比較とは
No.16 ポストコロナの新入社員研修/最新移民法/リモート採用注意点/失業率の推移、学校再開Q&A
No.17 訴訟が多いワースト１０/コーチングの活用目的
No.18 緊急有給シックリーブ法の改定/リモートでのコミュニケーション
No.19 各州の雇用に必要な給与額/従業員が感染！会社としての対策とは
No.20 2021年は2.6%昇給すべきか？！/採用もマーケティングと同じ
No.21 バイデン新政権誕生で変わる今後の雇用情勢/H1b申請新基準
No.22 企業が提供する祝日と割合/オンラインホリディパーティゲーム9選
No.23 医療費は上がり続けるのか？
No.24 2021年の有給シックリーブ法/何はなくともブランディング
No.25 グラフで振り返る2020年/新世代のコミュニケーションCPaaSとは
No.26 ワクチン接種を強制しますか？/H-1Bビザ抽選プロセスの変更案について
No.27 大統領令と法律の違い/医療費控除を最大に/州政府の仕事を請け負うには
No.28 従業員ベネフィットのトレンド/COVID後のオフィスデザイントレンド
No.29 COVID-19救済法と人事関連情報/コミュニケーションは進化する/音声メディアを考えてみる
No.30 2021年ハンドブック更新の拠り所/まだ間に合う！節税のためのIRA/クラウドサービス利用の秘訣
No.31 大麻使用許可による職場規定とドラッグテストの影響/永遠に勝てる組織を作るには
No.32 あなたの給料はAIが決めてもよいか？/駐在員が絶対に知らないといけない個人税務知識
No.33 アメリカの失業保険制度と給付金/最近のアメリカ移民法事情/日本帰国のポイント
No.34 リモートワークでの雇用と離職について/短期の離職を抑えるためにできること/音声メディアを考えてみる Part:2