就職、転職活動の最重要事項!【自己分析と他己分析】Part1

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就職、転職活動の最重要事項!【自己分析と他己分析】Part1

 

就職や転職活動において自己分析と他己分析は最重要事項といっても過言ではありません。今後のアメリカでの就職、転職活動をよりスムーズに行うためにも自己分析と他己分析について理解を深め、効果的に自己分析と他己分析を行い、理想的な就職や転職を実現させましょう。

今回と次回の2回に分けて自己分析と他己分析について、ご説明させていただきます。

   

 

自己分析や他己分析を行う意味

自己分析や他己分析を行う意味は大きくわけて3つあります。

 

1.自分のアピールポイントや価値観を明確にし、気づいていなかった自分への理解を深める

自己分析により今まで気づいていなかった自分の強みを知ったり、自分の志向をはっきりさせることにより、就職、転職活動の全体の方向性を定めスムーズに活動を行うことが可能になります。

 

2.自分にあった仕事を選ぶための軸をはっきりさせ、仕事を探しやすくする

綿密な自己分析や他己分析を行うことにより、自分に向いている業界や興味のある職種を理解し、自分にあった企業や仕事を選択しやすくなり、就職後に「自分に向いていない仕事だった」というミスマッチを避けることができます。

 

3、客観的な視点を持つことにより面接等で企業に自分の強みを具体的にアピールできるようになる。

面接において「明るく元気なところが取り柄で何事にも積極的に取り組みます」といった抽象的な自己アピールではなく、分析結果による具体的で説得力のある自己アピールをすることにより面接官に好印象を持ってもらうことができます。

 

自己分析や他己分析とは「自分自身を理解するためのもの」と考えていらっしゃる方もおられるかもしれませんが、それだけでは十分ではありません。

 

自分の性質や特徴、夢や目標を知ったうえで、どのような仕事があっているのかを理解し、さらに他人に説明したときに納得してもらえるようにすることこそが自己分析の目的なのです。

 

決して自分だけが理解していればよいものではなく、人に自分のことを伝えたり、説得したりするために行うものなのだと理解しておきましょう。

   

 

自己分析と他己分析の違い
 

自己分析という言葉は聞いたことがあっても、他己分析という言葉を聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれません。自己分析は、基本的に一人で取り組み、自分の過去の経験などから強みや弱み、価値観や将来やりたいことなどを明確にする方法です。

 

ですが、他の人から見た「あなた」は自己分析で得られた結果とはギャップがある可能性があります。こうしたギャップを埋めるために、他の人から自分がどのように見られているのかを理解し、自分の目線だけでは認識できない自分を知るための手段が「他己分析」です。

 

今回は最初にご説明したように、2回の記事に渡って自己分析と他己分析について考察していきます。まずは自己分析についての知識を深めましょう。

   

 

自己分析のやりかた
 

自己分析の経験がない方には自己分析は難しく感じられるかもしれません。ここではおすすめの自己分析の方法を4ステップで解説します。以下の4ステップを1つ1つ丁寧に取り組めば、自己分析は完了します!

 

1.まずは自分の過去に起こったことを書き出して自分史を作成しましょう。自分の今までの人生の中で起きた大きなイベントはもちろん、うれしかったこと、嫌だったこと、印象に残った出来事、忘れらない出来事などをなるべく具体的に書き起こします。

 

2.書き出した過去の出来事に「なぜ」「自分が何を思ったか」「その結果どうなったか」を問います。

 

3.これまでに書いた内容に対して気づいたことを追記。そして客観的に書いたことから自分の魅力を記載します。

 

4.最後に自己分析結果から自分に向いている業界や職種を書き出し、仕事選びの軸を定めます。

   

下記に簡単な例をあげます。

 

ある人が高校時代に野球が大好きでのめりこんでいたのであれば、まずなぜ野球が大好きでのめりこんだのかを考えます。

好きな友達と一緒に大好きな野球をできるのが楽しかったから

そして次に自分が何を思ったかを考えます。

大好きな仲間と一緒に野球の大会で優勝したい、と考えた。

そしてその結果何が起こったのか書き出します。

チームのキャプテンとなり、皆で一生懸命練習して大会で優勝して、とてもうれしかった。

   

これらのことから、この人はリーダーシップをとりつつ、仲間を大切にして、仲間と一緒に頑張って目標を達成することにより喜びを得られるタイプだと理解できます。魅力としては協調性があることや、リーダーシップを取れるところがあげられます。

 

また、この分析結果から、イニシアチブを取りつつ、仲間と和気あいあいと仕事に打ち込むのがあっているのではないかと考えられます。

   

こうした分析を、自分の過去に起こった一つひとつの出来事に対して綿密に行っていくことにより、自分への理解を深め、仕事選びの軸をしっかりと定めることができます。

   

また、上記の自己分析の4つのステップを実行する上で、抑えておきたいポイントや注意点を3つご紹介します。エントリーシートを書いたり、面接を受けたりする際にも役立つのでぜひ覚えておきましょう。

 

   

自己分析をする時におさえておきたいポイントや注意点3つ

 

1.深く自分を理解したいときは「なぜ」を繰り返すと効果的。

自己分析のステップにおいて自分に「なぜ」を問うことは大変重要ですが、深く自己分析をする際には「なぜ」を1回だけでなく何度も繰り返すと、自分では気づいてなかった価値観や、漠然とわかってはいたけれど言語化できていなかった価値観が見えてくるようになるので大変おすすめです。

 

2. 短所もマイナスに捉えない

短所は捉え方によっては長所として表現することも可能です。例えば飽きっぽいのが短所なのであれば、逆に自分の魅力として好奇心が強く変化の多い職場に適応しやすい、と表現するのもよい方法です。自分の可能性を広げ、就職、転職活動の幅を広げるためにも短所をマイナスだと決めつけて落ちこまず、ポジティブ思考を心がけましょう。

 

3. 凡庸ワードは掘り下げて言い換える

自己分析で発見した魅力や特徴を表現するときに、凡庸な表現を使用するのは避けましょう。就活においては、ライバル達も同じように、自分の特徴を探し強みとしてアピールしてきます。中には同じ特徴を強みとする人も出てくると考えられます。例えば「責任感がある」といった一般的な表現はさけ、「一度引き受けた仕事は必ず最後までやり遂げる」など、できるだけ具体的に自分の言葉で自分の特徴や魅力を表現するようにしましょう。企業の面接官の方にも印象が残りやすくなると思います。

 

今回は自己分析や他己分析を行う意味や、具体的な自己分析の行い方や、その注意点についてご紹介しました。ご自身の自己分析を行う際にぜひ参考にしてみてください。

 

次回は他己分析の方法や、面接における自己分析や他己分析の結果のいかし方などをご紹介させていただきます。

   


 

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