【アメリカの人事部】コロナ禍のオフィス対策
コロナ禍のオフィス対策
コロナ禍でのオフィス再開にあたり、従業員の安全確保は企業にとって最重要課題です。Social Distancingを考慮したレイアウト変更の他に、最近話題のデスクシールドの設置が飛沫対策に非常に効果的と言われています。
ここ数年オープンオフィスの流行で、パネルは低めで明るくコミュニケーションが取りやすくなっていました。このため、充分な飛沫対策が取れず緊急でアクリル素材のシールドを追加する傾向が見られます。
日本で行われた室内での飛沫拡散の研究によると (Yahoo News)、ワークステーションのパネルは頭が隠れる高さ以上であれば、ほとんど顔に飛沫がかからない事が確認されました。
まずは、室内での飛沫拡散の研究のニュースからご紹介させていただきます。
”神戸市の理化学研究所は、スーパーコンピューター「富岳」を使って、室内で人がせきをした時に飛沫がどのように拡散するのかシミュレーションを行いました。 シミュレーションによりますと、オフィスや飲食店などの狭い空間でマスクをせずに強いせきを2回した場合、飛沫はすぐに前に座った相手の顔に当たり室内に拡散されます。また、間に仕切り板を設置しても口元を隠すくらいの高さであれば、飛沫が向かいの人の顔にかかってしまうことがわかりました。仕切り板の高さは頭の高さ以上であれば、飛沫がほとんど前の人にかかりませんでした。
”情報提供:MBS News & Yahoo News.
この研究からもお分りいただけるように、まずは現状お使いのパネルが頭まで隠れる高さかどうかをご確認ください。もし隠れない場合は、ワークステーションのパネルにシールドを追加設置される事をお勧めします。また背の高い従業員の座高も考慮される事をお忘れないようお気をつけください。例えば日本のリサーチでは床から140cm(約55インチ)あれば良しとも言われていますが、アメリカでは更に10インチ程高くしておかれた方が良いかも知れません。OSHAでもデスクシールドは飛沫防止に効果的と推奨していますが、その高さに関しての指標は発表されていません。
それでは実際のシールドの設置方法に関して、いくつかご提案例をご紹介したいと思います。
【短期策】*数ヶ月~1年のテンポラリー案
アクリル板とワンタッチ設置(パネルに取り付けるスタイル)が可能なブラケットでプロのインストーラー要らずのシステムです。アクリル板はコーナーを丸くカットする事で、怪我や物への損傷を防ぎます。
ご提案例
【長期策】
現在のデスクの種類にもよりますが、例えばベンチタイプの仕切りがないタイプであればパネルを付けて各ワークエリアを仕切る事も可能です。
すでにパネルが付いているワークステーションであれば、パネルの上にガラスのパネルを追加する事で十分な高さをとって飛沫防止を図りつつも、オープンな空間も保つ事が可能です。
ご提案例1(フレーム付き)
ご提案例2(フレームなし)
従業員が健康面、精神面で安心して働ける場所を提供する事が、企業の責任として今後ますます問われる時代になってくることでしょう。コロナ禍にオフィスに復帰する従業員を守るためにも、企業としてできる限りの事は手配しておきたいですね。
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【バックナンバー】
No.1 日本の人事について、トランプ政権発足以降のビザ取得の状況
No.2 人事が知っておくべき高額医療/消費者保護法(CCPA)施行/感染症対策
No.3 コロナウィルス拡大で米国CDCも推奨「在宅勤務」について/シックリーブ
No.4 在宅勤務特集/在宅勤務に関するQ&A
No.5 コロナウイルスに関するQ&A/WiFiの規定/より快適な在宅勤務のコツ
No.6 CDC雇用者向けページを確認しよう/After COVID-19の訴訟について
No.7 ポスト・コロナの職場環境/ビザ取得の状況/WEB面接のコツ
No.8 出社への不安という理由/職場再開における適正な準備と手順
No.9 Return to Workのポリシーを作ろう/オフォス再開に関する一問一答
No.10 コロナ禍で考える「評価制度の構築」/ Don’t be silent ~アメリカの人事は差別との闘いであるから
No.11 移民法、雇用調整助成金(ERC)最新情報
No.12 失業保険の不正受給が急増/評価制度Q&A
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