【アメリカの人事部】一泊入院で2,200万円の高額医療

 

     

 

     

 

 

一泊入院で2,200万円の高額医療

 

シリコンバレーで弊社のお客様が病院に運びこまれた。

転んで骨折をしてしまったらしい。  

 

結局病院に一泊、緊急の手術を翌日行った。  

 

弊社のオフィスがあるTorrance付近では一泊の入院の費用は保険がなければ約1万ドル(約110万円)。日帰りの手術をすると約2万ドル(約220万円)程度だろう。  

 

しかし、シリコンバレーでは相場が一桁違った。この時にお客様への請求書を拝見するとドクターと病院の費用は約20万ドル(約2,200万円)という高額なもの。  

 

このお客様は保険に加入されていたので、病院からの$130,000(約1,430万円)の請求は保険によって自己負担$3,000(約33万円)になった。しかし、$70,000(約770万円)のドクターからの請求は保険のアウトオブネットワークであったため、自己負担額は結局$20,000(約220万円)になった。  

 

このような高額の医療費の現状をお聞きになって、日本からアメリカの駐在員を初めて派遣する時、どのような対応をとったらよいだろうか?  

 

まずは、駐在員を派遣する時に海外旅行保険に少なくとも6ヶ月間程度は加入して渡米することをお勧めする。もし、企業向けの医療保険を提供したい場合、企業向けの医療保険は入りたい時にすぐ入れるとは限らないからだ。  

 

例えば、カリフォルニアの各保険会社では、企業向けの医療保険を開始する際に給与の支払い記録を要請される。カリフォルニア州では給与を支払うとその給与税をEmployment Development Department(EDD)に支払い、その給与税支払書類を発行するが、この書類の四半期分、あるいは少なくとも6週間の給与支払い記録が要請される会社がほとんどだ。  

 

つまり、赴任してから6週間分の給与支払い記録を保険会社に提出し、見積を取得してプランの選択、そして申込書の提出、となると3-4ヶ月は期間が必要になる。医療費が高額なだけに、その間を付保する海外旅行者保険は必須だろう。    

 

この記事に関してご質問は、Philosophy LLC まで、お気軽にお問い合わせください。

 


【執筆】

Philosophy LLC 

Philosophy Insurance Services

MBA, SHRM-SCP CA

Insurance License: 0F78137

山口 憲和

Norikazu (Kazu) Yamaguchi

2377 Crenshaw Blvd., Suite 315 Torrance, CA 90501

email: yamaguchi@yourphilosophy.net

TEL  310-465-9173

FAX 310-356-3352

Skype ID: yamaguchi_1405

http://philosophyllc.com/

~Since 2009 -10th year anniversary~

----------------------------------------------------------------------------

Disclaimer: Please note that Norikazu Yamaguchi makes every effort to offer accurate, common-sense, ethical Human Resources management, employer, workplace, and Insurance information on this article, but Norikazu Yamaguchi is not an attorney, and the content on this article is not to be construed as legal advice.  When in doubt, always seek legal counsel. The information in the email is provided for guidance only, never as legal advice. We will not be responsible for any damages caused by using this information.  

 

免責事項:山口憲和は、この記事の中で正確で常識的、倫理的な人事管理、雇用者、職場、保険情報等を提供するために万全を期していますが、山口憲和は弁護士ではなく、この記事の内容は 法的助言として解釈できません。 不確かな場合は、常に弁護士に相談してください。 この記事上の情報は、ガイダンスのためだけに提供されており、決して法的助言として提供されるものではありません。この情報を利用して損害が生じた場合でも弊社では責任を負いかねますのでご了承下さい。

   


 

●「アメリカの人事部」ニューレターのお申込み

クイックUSAは「アメリカの人事部」を発足し、在米日系企業様向けにニュースレターを無料で配信させていただいております。アメリカでビジネスを遂行していくために、必ず知っておかなければならない法律、人事・労務、ビザなどの最新ニュースを定期的にお届けしております。「アメリカの人事部」のニュースレター受信をご希望の企業様は、下記までお気軽にお申し付けください。  

 

「アメリカの人事部」のニュースレターお申込みご希望の方はお手数ですが、会社名、ご担当者様氏名、役職、電話番号、会社のご住所、E-mailアドレスを明記の上、下記E-mailアドレスまでご連絡くださいますようお願いいたします。  

E-mail:info-usjinjibu@919usa.com

 

 

   


 

【アメリカでのご採用をご検討中の企業様へ】

 

★採用でお困りなことはありませんか?

クイックUSAでは、アメリカでのご採用のお手伝いをしています。

フルタイム、パートタイム、派遣等、御社のご採用のお手伝いをさせていただきます。 お気軽に下記までご連絡ください。  

 

 

●人事・労務関連のご相談にも応じております。

クイックUSAではハンドブックの作成・見直し、ジョブディスクリプションの作成、セクハラ防止セミナーの開催など、 人事労務関連のご相談も承っております。内容、お見積りなど何でもお気軽に下記までご相談ください。

 

QUICK USA, Inc.

[Los Angeles Office ](Headquarters)

1995 W.190th Street, Suite 200 Torrance, CA 90504

Email:quickla@919usa.com

Phone: 310-323-9190  

 

[New York Office ]

8 West 38th Street, Suite 802, New York, NY 10018

Email:quick@919usa.com

Phone: 212-692-0850  

 


 

【アメリカでのご転職・就職をお考えの方へ】

アメリカでのお仕事探し、就職・転職はクイックUSAにお任せください。

弊社のサービスにご登録がお済みでない方は、

まずは英文履歴書のご登録をお願いいたします。

www.919usa.comより、オンライン登録をしていただくか、

quick@919usa.comまでE-mailにて英文履歴書を添付ファイルにてお送りください。

折り返しご連絡させていただきます。  

 

※クイックUSAではニューヨークとロサンゼルスを拠点に全米で、留学生や社会人の求職者に対してアメリカでの就職・転職のお手伝いをしています。ご紹介しているお仕事は、金融、会計、IT、輸出入、人事、営業など多岐に渡ります。 雇用形態はお仕事をお探しの方のライフスタイルに合わせて、 フルタイムのお仕事とテンポラリーのポジションをご紹介。 クイックUSAでは経験豊富なリクルーターが、求職者の皆様一人ひとりのご希望などを伺いアメリカでのキャリアプランを一緒に考えさせていただいています。 アメリカでお仕事をお探しであれば、アメリカ求人多数のクイックUSAに是非ご登録ください!(無料)