9月2日(月)は「レイバーデイ」のため休業とさせていただきます

9月2日(月)は「レイバーデイ」のため休業とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。なお、9月3日(火)は午前9時より通常営業いたします。
アメリカのレイバーデイ(Labor Day)は、労働者の功績を称えるための祝日で、毎年9月の第一月曜日に設定されています。この日は連邦政府の祝日であり、アメリカ国内で数少ない3連休の一つです。
レイバーデイが最初に祝われたのは、1882年9月5日、ニューヨーク市で行われたパレードでした。労働組合であるセントラル・レイバー・ユニオン(Central Labor Union)が、労働者の社会的・経済的貢献を称えるために、パレードを組織しました。このパレードには約10,000人の労働者が参加し、ユニオン・スクエアまで行進しました。
その後1894年には、労働者が賃金削減に抗議して、プルマン鉄道ストライキと呼ばれる全国的なストライキが発生し、これがレイバーデイの制定に大きな影響を与えました。このストライキの鎮圧には連邦軍が投入され、多くの労働者が犠牲となりました。これに対する反発から、政府は労働者への敬意を示すため、レイバーデイを全国的に祝うことを決定しました。
アメリカでは、一般的にレイバーデイは夏の終わりを告げる日とされ、また、この日を境に新学期が始まる学校も多くあります。アメリカでのレイバーデイの祝い方や楽しみ方をご紹介します。
- パレードとカーニバル: レイバーデイは、特にニューヨークで盛大に祝われ、ウェスト・インディアン・デー・カーニバルなどのイベントが開催されます。このカーニバルでは、色とりどりの衣装をまとった人々がダンスや音楽を楽しみます。
- バーベキューとピクニック: 多くのアメリカ人は、家族や友人と集まってバーベキューやピクニックを楽しむのが一般的です。夏の終わりを告げるイベントとして、屋外での活動が人気です。
- スポーツイベント: アトランタでは、大学のアメリカンフットボールの試合「チックフィレイ・キックオフ・ゲーム」が開催され、スポーツファンにとっての伝統的なイベントとなっています。
- セールとショッピング: レイバーデイの週末には、多くの店舗で大規模なセールが行われ、ショッピングを楽しむ人々も多いです。
皆さまもどうぞ楽しい「レイバーデイ」をお過ごしください!