TikTokやLinkedInでも注目!ビデオレジュメ制作で絶対に押さえておきたい7つのポイント

 

 

 

TikTokやLinkedInでも注目!ビデオレジュメ制作で絶対に押さえておきたい7つのポイント

 

就職や転職の際に必須のレジュメ。近年、アメリカでは多数派とはいえないものの、求職者にビデオレジュメの提出を求める企業も少しずつ増加しています。また、提出を求められていない場合でも、従来のレジュメにビデオレジュメを添えて提出すると、効果があるというケースも現れてくるようになりました。  

 

LinkedInの調査によると2000人の求職者のうちの62%がビデオレジュメは就職、転職に効果的であると考えており、また雇用側も1000社のうち76%がビデオレジュメは有益であると考えているという結果が発表されています。今回は今後さらに増加していくと考えられるビデオレジュメについてメリットや制作のコツなど、ビデオレジュメ制作で押さえておきたい7つのポイントについて徹底解説します。    

 

 

ビデオレジュメとは

 

ビデオレジュメは簡単にいうと動画の履歴書です。求職者は自分の職歴、スキルや経験を動画を使用して効果的にアピールします。ビデオレジュメはVisumeやVideo CVなどとも呼ばれ、1980年代にVHSテープが普及したころから存在しているので、その歴史はすでに数十年に及びます。  

 

特にダンサーや俳優、ミュージシャンなど自分の能力を言葉で説明するより、動画で説明したほうが説得力があるエンターテイメントの職種の方によく使用されていたようです。インターネットやスマホの普及により、今や誰でも簡単な動画を作成することが可能になりました。そのため今では様々な業界の職種の方がビデオレジュメを使用するようになり、その傾向は今後増加していくと予想されています。  

 

最も効果が期待されるビデオレジュメは「編集が洗練されており、簡潔で的を得た内容、かつ少しのユーモアが盛り込まれているもの」だと言われています。また、自分の強みや、今まで達成したことなども、盛り込むのがおすすめです。    

 

 

ビデオレジュメのメリット

 

ビデオレジュメのメリットは、なんといっても紙の履歴書と異なり、企業に対して求職者が人前で話す様子や、コミュニケーション能力、クリエイティビティやテクニカルスキルを効果的にアピールできる点にあります。  

 

従来、紙の履歴書ではソフトスキルや、コミュニケーション能力が表現されないことが問題となっていました。コミュニケーションはジェスチャーや声のトーン、アイコンタクトや表情などによって、より豊かに行われるものであり、紙の上でその能力を表現することは不可能だからです。こうした能力はビデオレジュメによってのみ、面接官にアピールすることが可能です。ですから、ビデオレジュメはコミュニケーション能力が重要視される、営業やマーケティング、HRやメディア、PRなどの職種には効果的であるといえます。  

 

また、その他の職種の求人でもコミュニケーションスキルはビジネスにおいて、不可欠な重要なスキルの一つなので、ビデオレジュメによって効果的にアピールするのは、とても有効な方法です。さらにビデオレジュメは比較的新しいツールなので、面接官の目にとまりやすいというメリットもあります。ほかの候補者と差をつけたいときにはビデオレジュメの活用がおすすめです。また、文章を書くのが苦手な人にとっても、ビデオレジュメはぜひ活用したいツールです。    

 

 

TikTokやLinkedinでのビデオレジュメの需要の高まり

 

ビデオレジュメの注目が高まり、最近では多くの大学生や新卒者がTikTokを使ってネットワークを広げ、仕事を探すようになりました。こうした動きを受けTikTokは求人情報に直接、応募できるプログラムを導入しました。その結果、ターゲットやチポトレ、スウィートグリーン(サラダ専門店)、アロー・ヨガ(大手ヨガブランド)など、すでに30社以上がTikTok経由の採用を始め、人手不足に悩む多くの企業が関心を示しているそうです。  

 

TikTok社のマーケティング部門のニック・トラン氏はビデオレジュメについて「求職者の経験やスキルを表すことがきるクリエイティブかつ信頼できる方法」だと述べています。  

 

LinkedInはパンデミックの影響でより多くのリクルーターがオンライン採用を始めたり、企業によってはビデオレジュメの提出を求めることもあること、また求職者、雇用者共にビデオレジュメの供給が高まっているという調査結果から、求職者がビデオレジュメを投稿することができる、Cover Storyという機能を搭載しました。Cover Storyを使用することにより、求職者はプラットフォーム上のプロファイルをより豊かに表現したり、自分の人柄やコミュニケーションスキルを披露することが可能になります。  

 

LinkedInによると、Cover Storyは、求職者と採用担当者の両方にとって人気のあるツールになっているとのこと。 同社が実施した調査によると、リクルーターの80%は、ビデオレジュメは雇用をする際に役に立つと考えているという結果が出ています。    

 

 

ビデオレジュメ制作で絶対に押さえておきたい7つのポイント

   

1.ビデオレジュメに紙のレジュメの内容をつめこみすぎない!

 

ビデオレジュメを制作する際に最も注意しなくてはならないのは、ビデオレジュメに紙のレジュメの内容を全て詰め込もうとしないことです。ビデオレジュメの好ましい長さは60秒から90秒といわれています。これ以上の長さになると、ビデオを見るのも大変ですし、面接官の興味もそがれてしまうかもしれません。   ビデオレジュメは紙のレジュメを簡潔にわかりやすくまとめたもの、もしくは紙のレジュメでは表せないコミュニケーション能力などをアピールするためのものだと考えましょう。    

 

2.構成やストーリーをしっかり練る

まずはビデオレジュメの全体的な構成を考えましょう。カメラの前に立つのか座るのか、もしくは途中でなにか自分の持っているスキルを披露するかどうかなどです。ビデオレジュメでスキルを披露する場合は、より詳細な構成を考えて、撮影がスムーズに行われるようにしましょう。  

 

全体の構成が決まったら、何を話すかを考えます。ビデオレジュメを親しみがわくものにしたい場合は、自分のスキルや経験、資格などの内容を箇条書きにして、それをもとに自己紹介をしてみましょう。ビデオレジュメの内容をもっと洗練させたい場合は、話す内容を全て書き出し、自分の能力をアピールするために、レジュメで使うような強い言葉を使用するように心がけましょう。  

 

下記に話す内容のガイドラインを簡単に紹介しますので、参考にしてみてください。

1.簡潔な自己紹介とバックグラウンドや資格の紹介

2.スキルや興味、ユニークな長所を語ることで、なぜ自分がこのポジションにベストな人材であるかを説明

3.自分と会社がなぜマッチするかを説明

4.この仕事に対していかに自分が貢献できるかの簡潔な説明

5.ポジションに対する熱意をあらわし、ビデオレジュメを見てもらったことへお礼   話す内容が決まったら、すらすらしゃべれるようになるまで練習を繰り返しましょう。くだらない冗談を言う必要はありません。ポイントは面接官に自然体でありながらも、きちんとした印象を与えることです。    

 

3.出来るだけハイクオリティのカメラを使用

ビデオの構成や話す内容が決まったら、カメラの準備をしましょう。自分が持っているスマホやタブレットなどのデバイスの中で一番新しいカメラを使うのがおすすめです。使用するカメラが決まったら、必ず音声と画像のクオリティテストをしてください。撮影する際は自分の手でカメラを支えるのではなく、何か別の方法でカメラを固定させて撮影を行いましょう。    

 

4.ビデオレジュメに最適な撮影スペースの準備

カメラの準備ができたら、次は撮影スペースの準備です。照明が明るい部屋を選び、顔が明るくうつるスポットを選びましょう。背景はすっきりさせ、余計な持ち物が画面に入ってしまわないようにしましょう。寝室で撮影する場合は、ベッドがカメラに写らないよう注意が必要です。   カメラを設置したら顔と肩までがほどよく写されるようカメラの距離を調節しましょう。撮影途中で動く予定がある場合は、画面にどう映っているのか必ず確認しましょう。また騒音がしない静かな場所を選ぶことも大切です。リモートワークに応募する場合は雇用主が求職者が働いている状況を想像しやすいように、実際に仕事をする予定のスペースで撮影をすることがおすすめです。    

 

5.服装や髪型など撮影する際のコーデを考える!

撮影場所が決まったら、ビデオレジュメをきちんとしたものにするために、撮影する際の服装や髪型、メイクアップについて考えましょう。面接官にきちんとした印象を与えるために実際にジョブインタビューを受ける際の服装がおすすめです。十分に時間をとって、満足できるまでビデオを撮り直すことができるようにしましょう。    

 

6.表現の仕方や声のトーンに注意していくつかテイクを撮ってみる

自分が納得できるまでテイクをいくつかとってみましょう。表現の仕方や声のトーンを変えてみて、一番印象のよいものを選ぶようにしましょう。静止して話すのであれば、話す項目ごとに撮影を一旦ストップさせて、あとで編集するのも失敗が少なくおすすめです。動きを含むビデオレジュメにするのあであれば、録画をストップせずに、そのまま何回か録画し、あとでベストアクションを編集するとより自然な動きになるのでおすすめです。   下記に撮影する際のコツをあげておきますので参考にしてください

1.人に話しているかのように、カメラから目をそらさないで話をしましょう。

2.笑顔を忘れずに、仕事に対して熱意のある話し方を心掛けましょう

3.自然で一貫性のある話し方を心掛け、言葉を明瞭に発音しましょう。

4.話が冗長にならないよう簡潔にしましょう。    

 

7.編集やフィードバックでより洗練されたビデオレジュメに!

よりプロフェッショナルにアピールしたい方は録画したあとに、動画編集アプリなどを使用して編集を行いましょう。ビデオレジュメの長さは、すでに説明したように60秒から90秒が理想的ですが、もし職務内容にクリエイティビティやスキルが求められるのであれば、テキストやスライドショー、数字、写真やグラフなどを動画に追加することで、より洗練されたビデオレジュメをリクルーターに見てもらうことができます。  

 

出来上がったビデオは何度か見直し、構成や内容に問題がないか確認しましょう。また、自分だけではなく家族や友達にもチェックしてもらい、フィードバックをうけ、問題があればよりよいビデオレジュメを撮り直しましょう。   自分でビデオレジュメを作成するのがどうしても不安な方は、ビデオレジュメを作成するための無料のオンライン・プラットホームもあるので、それらを使用してみるのもよいでしょう。  

 

今回は今後さらに利用が増加していくと考えられるビデオレジュメについてのメリットやビデオレジュメ制作で押さえておきたい7つのポイントなどを詳しくご紹介しました。ビデオレジュメは上手に活用すると就職や転職に大変効果的です。今回の記事を参考にぜひ洗練されたビデオレジュメを作ってみてください。    


 

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