櫻井さん:私が育休を取ったのは転職前の会社ですが、Amazonを見ていると、男性が育休を取ることも、周囲が当然の権利として受け止めていますよね。それだけでなく、育休中の人の仕事をみんなで分担し、支え合う精神が根づいていると感じます。
以前、男性の上司が1か月ほど、育休を取ったことがありました。2人体制のチームだったので、上司がいなくなると私は1人です。最初は不安でしたが、他のチームの人たちが「大丈夫?」とか「何かあったら相談してね」と頻繁に声をかけてくれるんです。おかげで安心して仕事ができました。育休や子育て中の人がいる部署だけでなく、他部署の人も協力し、支え合う文化があるAmazonって、いい会社だなと思っています。
高嶋さん:私は育休を取得したことがありませんが、新型コロナの影響でリモートワークになったことで、娘と過ごす時間が増えました。子どもは保育園への登園一つ取っても、その日の気分次第なんですよね。素直に行く日があると思えば、家を出るまで大騒ぎだったり、やっと家を出たと思ったら、途中で「この服じゃない」と言い始めて、家に戻ることになったり……。
以前から妻とはカレンダーアプリを使って情報を共有し、育児と家事を平等に負担するように気をつけていたつもりだったんですが、改めて「育児って本当に大変なんだ」と教えられました。でも、この経験のおかげで、妻への感謝が増しましたし、次の子どものときは育休を取ろうと思います。
高嶋宏さん
Amazonビジネス事業本部セールスマネージャー。
子どもは3歳の長女が1人
――現在、子育てと仕事はどのようにバランスを取っていますか?
櫻井さん:リモートワークが始まったばかりの頃は、業務時間外でも仕事の進捗が気になったり、子どもが病気になったとき、様子が気になって仕事への集中力が保てなかったりしました。 でもそれが、最近参加したAWSの社員対象の女性育成プログラムをきっかけに変わったんです。始業と終業時に何か気持ちを切り替えるための「儀式」を決めておくといい、とアドバイスされました。それ以来、仕事を始めるときはストレッチをしたり、Alexaに音楽をかけてもらっています。
福士さん:私も在宅勤務中は、仕事を始めるときに同じ音楽をかけるようにしています。その音楽が流れると、子どもたちも「ママはこれから仕事」とわかるので、家族全員が行動を切り替える合図にもなっています。
在宅勤務ができるおかげで、仕事のすきま時間を使って、買い出しをしたり、子どもの用事を済ませたりしています。私は自分のスケジュールをチームに開示しています。そこに記載しておけば、上司もチームの人も私用に使う時間も認めてくれます。そのおかげで、子どもの学校でのボランティアにも参加できるようになりました。リモートワークとフレックスな働き方は、地域貢献にも役立っていると思います。
もう一つ、復職時のメンターからのアドバイスで忘れられないのが、「育休明けはスロースタートにしなさい」と言われたことです。子育て中は予想外のできごとがたくさんあります。仕事に復帰して最初からフルスロットで再開すると、あとが続きませんし、疲れ切ってしまいます。「自分のペースを徐々に作っていけばいい」と言われたことは、とてもありがたく、心に残っています。
――それぞれが自分に合った時間の使い方をされているのがいいですね。リモートワークによる育児のプラス面としては、どんなことを感じていますか?
櫻井さん:家にいられるので、子どもが学童保育に行く日が減りました。子どもは帰宅すると、私が仕事をしている机で宿題をするので、その日あったできごとを聞いたりしています。子どもと過ごす時間が増えたのはうれしいですね。
ただ、長女が思春期に入ってきたこともあり、私とぶつかることも出てきました。そこで勉強を見るのは夫が担当し、私は料理や掃除などの家事を通じて、成長を見守る側に回るようにしました。一緒にいる時間が長くなったからこそ、夫婦での役割分担が必要かもしれませんね。
高嶋さん:うちは妻のほうがリモートワークできる日が少ないので、私が家の用事をすることが増えました。Amazonのフレキシブルな働き方が結果的に妻の仕事のサポートにもなっているのかなと思います。
櫻井直子さん
アマゾン ウェブ サービス(AWS)プログラムマネージャー。
子どもは小学生が2人。
オフィスで行われたハロウィンイベントにて
――ご家族はAmazonで働くことを、どう捉えていらっしゃいますか。
濱口さん:FCには日ごろ、自分たちを支えてくれる家族を招待する「ファミリーデー」というイベントがあります。子どもたちが喜ぶおもちゃや食べ物が用意されているので、うちの子たちは半年くらい前から参加をとても楽しみにしているんですよ。育休のような制度だけでなく、イベントを通して、家族も含めて社員を大切にしてくれるのがAmazonという会社なんだなと思っています。
櫻井さん:Amazonにはお花見や夏祭り、ハロウィンなど、子どもが喜ぶイベントがありますよね。私はそうしたイベントで同僚のお子さんと会えることも楽しみにしています。あえて「子どもがいて毎日が大変なんです」と言葉にしなくても、仲間と自然と助け合える文化があるのは、Amazonがイベントや社員へのメッセージを通じて、常に家族を思う姿勢を発信してくれているからだと思います。
福士さん:社員それぞれに異なる私生活を尊重する文化が根づいているから、急に仕事を休むことになっても快く受け入れてくれるんですよね。周囲は絶対に「ノー」と言わないし、困ったときにはみんなで助け合う「お互い様」の体制がすごく整っていると思います。
高嶋さん:皆さんのお話を聞いて、Amazonは子育て環境が整っていることを実感しました。また育休中の経験は仕事にも生きると思います。自分の部下が育休を取得するときに応援しやすいですし、育休を取得することで自分自身の視野も広がるんじゃないでしょうか。もしチャンスに恵まれたら、次回こそは育休を取得したいです。

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No.2 人事が知っておくべき高額医療/消費者保護法(CCPA)施行/感染症対策
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No.4 在宅勤務特集/在宅勤務に関するQ&A
No.5 コロナウイルスに関するQ&A/WiFiの規定/より快適な在宅勤務のコツ
No.6 CDC雇用者向けページを確認しよう/After COVID-19の訴訟について
No.7 ポスト・コロナの職場環境/ビザ取得の状況/WEB面接のコツ
No.8 出社への不安という理由/職場再開における適正な準備と手順
No.9 Return to Workのポリシーを作ろう/オフォス再開に関する一問一答
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No.31 大麻使用許可による職場規定とドラッグテストの影響/永遠に勝てる組織を作るには