留学生支援団体のご紹介【第6回】インターナショナル・スチューデント・オーガニゼーション
日本人学生会など、日本人留学生を支援したり、アメリカと日本のかけ橋となる活動を行っているアメリカの学生団体をご紹介するコーナーです。団体の概要や活動内容を写真とともにご紹介させていただきます。今回はケンタッキー州のマレー州立大学のInternational Student Organization(ISO)の石島さんにお話を伺いました。
マレー州立大学
International Student Organization
団体の正式名称を教えてください。
International Student Organization (ISO)です。
団体について教えてください。
ISOは創立30年以上の歴史のある団体です。世界中からマレー州立大学に留学している留学生が困ることなく、安心して学生生活を送れるようにサポートすることはもちろん、キャンパスにおいて、人種や、宗教への理解を広めるための活動も行なっています。
マレー州立大学について教えてください。
マレー州立大学は、1922年に創立された100年もの歴史があるケンタッキー州にある州立大学です。学生の総数は約10000人で、60カ国以上からの留学生が在籍しています。クラスは学生16人に対して教員1人くらいの小規模なクラスで、留学生にも手厚いサポートがあり、留学生にとって、とても学びやすい環境です。キャンパスは広く、自然豊かなとても美しいキャンパスです。アメリカで一番フレンドリーで安全なキャンパスとして賞をいただいたこともあります。
International Student Organizationの活動について教えてください。
【Welcome Event】
留学生がマレーに来てすぐに馴染めるよう、毎学期の第一週目にWelcome Eventを開きます。毎回約150~250人の学生が集まり、ゲームやダンスなどで大変盛り上がるイベントです。
【Pool Party】
【Halloween Party】
クラブで仮装パーティーを開きます。
【Multicultural Night】
参加者がそれそぞれの母国の伝統的な料理を作り、カフェテリアで振る舞うイベントです。
COVID-19の影響で団体の活動に何か支障はありましたか?
新型コロナウイルスがアメリカで流行り始めた去年の3月中旬からは、学校が完全にオンラインに切り替わり、日本人だけでなく、たくさんの留学生が国に帰ってしまいまいた。今は対面授業も再開し、キャンパス内で学生にも無料のワクチン接種を促しているため、イベントも徐々に再開しています。来学期には完全にコロナ前のような活動ができるようになる予定です。
COVID-19拡大の中で、活動されてきたことなどありましたら教えてください。
2021年の春セメスターからは、今も続くこのコロナ禍で何ができるかを考え、留学生の生活を支えることを目標に下記のような活動をしています。
【Walmart Run】
車を持っていない学生や、自粛隔離中の学生のために、無料で生活必需品を届ける。
【Treasure Hunt】
キャンパス内で、個人で競い合う宝探し。
【Buddy System】
現地の学生と留学生を3~4人のグループに分け、異文化交流を促すプログラムです。
【Career Service】
インターンシップ先を探している学生や、卒業後もアメリカに残って就職活動を続ける留学生に向けて、就職活動のための講習を開きます。
【Multicultural Week】
例年とは少し違い、一週間かけて4カ国の留学生チームが伝統的な料理を振る舞いました。
COVID-19の影響で留学生のみなさんには就職活動に支障など出ていますでしょうか?
アメリカでのOPT採用が減っているため、私の周りでも、何ヶ月も待った末に帰国せざる負えなくなったケースもありました。
ISOの活動に参加してよかったと思うことを教えてください。
ISOの活動に参加する中で、リーダーシップを発揮できるチャンスをもらえたこと。また、様々なバックグラウンドからくる留学生と出会ったことで、異文化への理解が深まり、本当の意味での多様性を理解できたことは本当によかったと思っています。
石島さんのご専攻、どのようなことを学んでいらっしゃるか。また、将来の夢について教えてください。
私の専攻はGraphic Communication Mediaです。主にメディア関係や、印刷業、広告関係を学んでいます。私の将来の夢は、世界各地を旅することなので、パソコン一台でどこででも仕事ができるよう、専攻を選び、学んでいます。サステイナビリティーにも興味があり、将来どんな形でも、地球温暖化防止に貢献できればいいな、と思っています。
留学をされてよかったなと思うことについて教えてください。
アメリカに留学してよかったことは、興味を持ったことには何でも挑戦できるチャンスがあり、また、それぞれの考えを否定するのではなく、多様性を受け入れてもらえるので、自己肯定感を高めることができたことです。そして、日本にいる時とは違う自分に出会えたことでしょうか。
これから留学する人にアドバイスをお願いできますでしょうか?
私は、ただアメリカの学生生活に憧れ、高校二年生で留学をしました。日本ではリーダシップと無縁だった私でも、今はこうしてISOの会長をやらせてもらえる環境にとても感謝しています。目的もなく留学をしてどうするんだと、留学を反対する声もありましたが、自分の意思を貫いて留学したことを、今は本当に良かったと思っています。留学を前に不安になることもあると思いますが、自分を信じて一歩踏み出してください。とは言え、親元を離れ、異国で生活するのはもちろん大変なことも沢山あります。
貴団体の会員になるためにはどのようにしたらよいでしょうか?
ISOは会員制の団体ではありませんので、マレー州立大学の学生であれば誰でもイベントやプログラムに参加することができます。
【取材協力】
International Student Organization (ISO)
石島実苗
MURRAY STATE UNIVERSITY (https://www.murraystate.edu/)
マレー州立大学
3年生
Major: Graphic Communication Media, Minor: Chinese
President of the International Student Organization
Diversity & Inclusion Senate Chair of the Student Government Association
Email: msu.iso@murraystate.edu
Instagram: @murraystate.iso
Facebook: ISO at Murray State University
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【バックナンバー】
No.1 日本の人事について、トランプ政権発足以降のビザ取得の状況
No.2 人事が知っておくべき高額医療/消費者保護法(CCPA)施行/感染症対策
No.3 コロナウィルス拡大で米国CDCも推奨「在宅勤務」について/シックリーブ
No.4 在宅勤務特集/在宅勤務に関するQ&A
No.5 コロナウイルスに関するQ&A/WiFiの規定/より快適な在宅勤務のコツ
No.6 CDC雇用者向けページを確認しよう/After COVID-19の訴訟について
No.7 ポスト・コロナの職場環境/ビザ取得の状況/WEB面接のコツ
No.8 出社への不安という理由/職場再開における適正な準備と手順
No.9 Return to Workのポリシーを作ろう/オフォス再開に関する一問一答
No.10 コロナ禍で考える「評価制度の構築」/ Don’t be silent ~アメリカの人事は差別との闘いであるから
No.11 移民法、雇用調整助成金(ERC)最新情報
No.12 失業保険の不正受給が急増/評価制度Q&A
No.13 職場におけるコロナ関連訴訟/ オフィス対策/ 感染テスト
No.14 ジョブ型?メンバーシップ型?/自主隔離を終了させる新たなガイドライン
No.15 CA州無給休暇と収入保障/強い企業になる!ブラックスワン比較とは
No.16 ポストコロナの新入社員研修/最新移民法/リモート採用注意点/失業率の推移、学校再開Q&A
No.17 訴訟が多いワースト10/コーチングの活用目的
No.18 緊急有給シックリーブ法の改定/リモートでのコミュニケーション
No.19 各州の雇用に必要な給与額/従業員が感染!会社としての対策とは
No.20 2021年は2.6%昇給すべきか?!/採用もマーケティングと同じ
No.21 バイデン新政権誕生で変わる今後の雇用情勢/H1b申請新基準
No.22 企業が提供する祝日と割合/オンラインホリディパーティゲーム9選
No.23 医療費は上がり続けるのか?
No.24 2021年の有給シックリーブ法/何はなくともブランディング
No.25 グラフで振り返る2020年/新世代のコミュニケーションCPaaSとは
No.26 ワクチン接種を強制しますか?/H-1Bビザ抽選プロセスの変更案について
No.27 大統領令と法律の違い/医療費控除を最大に/州政府の仕事を請け負うには
No.28 従業員ベネフィットのトレンド/COVID後のオフィスデザイントレンド
No.29 COVID-19救済法と人事関連情報/コミュニケーションは進化する/音声メディアを考えてみる
No.30 2021年ハンドブック更新の拠り所/まだ間に合う!節税のためのIRA/クラウドサービス利用の秘訣