転職に役立つ!!「ポータブルスキル」を究めよう!

 

 

 

転職に役立つ!!「ポータブルスキル」を究めよう!

 

皆さんは「ポータブルスキル」という言葉をご存知ですか?転職活動において、今まで身につけてきたスキルや業務知識が重要なことはもちろんですが、職種や業種に限定した技能や知識以外にも人材価値をとても大きく左右するスキルがあります。それが、今回ご紹介するポータブルスキルです。  

 

ポータブルスキルについて今回初めて聞いたという人も、聞いたことがあるという人も、ポータブルスキルについての理解を深め、今後の転職活動に活かしていきましょう。    

 

 

ポータブルスキルとは

ポータブルスキルとは、どんな業種や企業、職種でも活かせる、「持ち運びできるスキル」を指します。例えば、問題解決能力、コミュニケーション能力、論理的思考力、交渉力、プレゼンスキル、問題解決能力などがあげられます。これらの能力は、どの業種や企業、職種でもビジネスを成功させるために必要とされる重要なスキルです。ですから、ポータブルスキルを持った人は、どの会社でも必要とされる「市場価値の高い人材」となります。    

 

 

ポータブルスキルはなぜ必要とされるのか

現代は、テクノロジーの急激な進化によって、グローバル化が進み、業界の概念を覆すサービスの登場や、根本的なビジネスモデルの転換が次々と起こっています。想定していなかった企業と競合しなければならなくなったり、これまでの企業経営の方法では乗り切れない状況が起こるなど、特定の能力だけでは対応しきれない状況も増えています。  

 

このような傾向が強まるにつれ、各企業では特定の職種や業種にこだわらず、より幅広く活躍できる人材を求めることとなり、ポータブルスキルを重要視した採用活動や人事評価を取り入れるケースが増加しているのです。決断力や判断力などポータブルスキルがあり、状況に応じて行動ができる社員ならば、技術的なスキルは経験を積むにつれ身につけることができます。  

 

また、ポータブルスキルを持つ社員の場合、能力を発揮できる仕事に制限がなく、どのような分野でも活躍ができる可能性が高いため、会社の状況に合わせて雇用を行うことが可能になるというメリットがあります。    

 

ポータブルスキルの具体的な内容

厚生労働省が発行している「“ポータブルスキル”活用研修講義者用テキスト」によると、ポータブルスキルは「専門知識、専門技術」、「仕事のし方」と「人との関わり方」の3つから構成されています。   “ポータブルスキル” 活用研修 - 厚生労働省    

 

 

専門知識、専門技術

ここにおける「専門技術・専門知識」は一般的に専門スキルと言われていますが、厚生労働省のフレームワーク上では、個別企業内だけではなく、ほかの企業でも活かせる専門的な技術のことを指し、ポータブルスキルの土台に当たると位置づけられています。こうした専門知識や技術には語学力、プログラミング技術、マーケティングや財務会計の知識、Webサービスの知識などがあげられます。    

 

 

仕事のし方

仕事のし方において重要な要素は、「現状の把握」や「課題の設定方法」、「計画の立て方」、「実際の課題遂行」、「状況への対応」などになります。これらの項目は業種・業界に特化した能力ではなく、あらゆる仕事をこなす上で欠かせない能力なので、この能力が高いと考えられる人は幅広い業界で高い成果を残せる人材になります。    

 

 

人との関わり方

人との関わり方においては組織で働く上で必要とされる対人能力が幅広く定義されており、上司からの指示への対応や社外の顧客との関係維持、部下との関わり方という全方位のコミュニケーションが求められています。「専門技術・専門知識」があり、「仕事のし方」が良くても、周囲の人と良好な関係を構築できなければ協力して仕事をこなせず、成果も限られてしまうので大変重要なスキルといえます。    

 

 

ポータブルスキルを身につける方法

では、上記でご紹介した3つのポータブルスキルを身につけるためには、どのような方法があるのでしょうか。   ポータブルスキルは単純な「知識」ではないことから、身につけるのが難しいとされていますが、日々の生活の中で意識することで、少しずつスキルを高めることは可能です。下記に紹介する方法をぜひトライしてみてください。    

 

 

研修を受講したり、関連書籍を読む

まずは、ポータブルスキルに関連する研修を受けたり関連書籍を読んでみましょう。仕事の効率的進め方や、対人コミュニケーションに関する研修は様々な団体が実施しており、1dayセミナーのような手軽なものから、経営学修士(MBA)のカリキュラムの一環として行われる、非常に高度な内容のものまで様々です。   関連書籍を読むことでも、必要な考え方を知ることは可能なので、仕事の進め方やコミュニケーションに関する書籍を2、3冊程度読み、何を意識しながら仕事をすべきかを、まず頭で理解しておきましょう。    

 

 

普段から意識して行動する

「仕事のし方」や「人との関わり方」は、普段から意識することで習慣化し、少しずつ身についていくものです。研修や書籍などで、成果につながる考え方や知識をを得たら、実践しやすいものから毎日意識して実践してみましょう。また、仕事で成果を上げるためには常に仕事のし方をより効率的にするように意識することが大切です。身につけた方法についてPDCAを回して、より高い成果を上げられるように工夫するように意識しましょう。    

 

 

周囲の人から定期的にフィードバックを受ける

ポータブルスキルを身につけるために、周囲の人から定期的にフィードバックを受けるのもおすすめです。自分では気づきにくい客観的な意見をいってもらい、見直しや改善をすることにより、少しずつスキルを高めることが可能になります。  

 

「業務プロセスの評価」などが行われている企業では、ポータブルスキルの育成意識が高いと考えられます。そうした企業で働く方は、身につけたいポータブルスキルを上司と相談し、定期的にフィードバックを受けるとよいでしょう。そうでない企業で働く方は、一緒にスキルアップをする人を探してお互いにフィードバックをしてみましょう。    

 

 

ポータブルスキルを転職活動で活かす方法

今まで述べてきたように、ポータブルスキルを身につけていると、特定の分野のみならず、様々な分野で活躍できる可能性が高まります。また、転職活動する際には、面接官に「この人はポータブルスキルが高いから、この会社でも活躍してくれそう」「成果を出してくれそう」と判断してもらうことができたら、間違いなく評価につながるでしょう。  

 

ですが、自分が持っているポータブルスキルを、転職活動の面接の場で面接官に伝わる言葉にできるかどうかは、また別の問題です。初対面の相手にも伝わるようにするには、自分が持っている知識や経験をいったん言語化して伝える訓練をしておくことが、とても重要になります。自身でポータブルスキルを明確にし、希望する職種や条件において、そのスキルをどう活かせるか・活かしていきたいのかを充分に分析しておきましょう。  

 

また、ポータブルスキルが高い人でも、時に自分のスキルに気づいていないことがあります。たとえば、対人コミュニケーション能力などは、その最たるもので、常日頃から意識せずとも顧客や同僚とうまくコミュニケーションが図れている人ほど、自分が持っているスキルに気づきにくい面があります。  

 

このように高いポータブルスキルを持っていても、自分で意識していなかったり、うまく言語化できなければ面接で面接官にアピールすることは難しくなってします。こうした場合は、周囲の人に客観的な意見をもらい、自分がどのようなポータブルスキルを持っていて、それをどう役立てることができるか分析しましょう。  

 

また、自分のポータブルスキルを見つけるために、キャリアカウンセリングを受けるのも大変効果的です。カウンセラーは相談者に細かく質問をしたり、ゆっくり話を聞くことで、職歴や仕事の内容だけでなく、考え方や性格など様々な角度から相談者のアピールポイントを見つけてくれます。  

 

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今回はポータブルスキルについてご紹介させていただきました。ポータブルスキルは、転職活動において人材価値を大きく左右するスキルです。ぜひしっかり身につけて、転職活動で効果的に活用してみてください。    


 

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【バックナンバー】

 

No.1 日本の人事について、トランプ政権発足以降のビザ取得の状況

No.2 人事が知っておくべき高額医療/消費者保護法(CCPA)施行/感染症対策

No.3 コロナウィルス拡大で米国CDCも推奨「在宅勤務」について/シックリーブ

No.4 在宅勤務特集/在宅勤務に関するQ&A

No.5 コロナウイルスに関するQ&A/WiFiの規定/より快適な在宅勤務のコツ

No.6 CDC雇用者向けページを確認しよう/After COVID-19の訴訟について

No.7 ポスト・コロナの職場環境/ビザ取得の状況/WEB面接のコツ

No.8 出社への不安という理由/職場再開における適正な準備と手順

No.9    Return to Workのポリシーを作ろう/オフォス再開に関する一問一答

No.10  コロナ禍で考える「評価制度の構築」/ Don’t be silent ~アメリカの人事は差別との闘いであるから

No.11 移民法、雇用調整助成金(ERC)最新情報

No.12 失業保険の不正受給が急増/評価制度Q&A

No.13 職場におけるコロナ関連訴訟/ オフィス対策/ 感染テスト

No.14  ジョブ型?メンバーシップ型?/自主隔離を終了させる新たなガイドライン

No.15  CA州無給休暇と収入保障/強い企業になる!ブラックスワン比較とは

No.16 ポストコロナの新入社員研修/最新移民法/リモート採用注意点/失業率の推移、学校再開Q&A

No.17 訴訟が多いワースト10/コーチングの活用目的

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No.19 各州の雇用に必要な給与額/従業員が感染!会社としての対策とは

No.20 2021年は2.6%昇給すべきか?!/採用もマーケティングと同じ

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No.22 企業が提供する祝日と割合/オンラインホリディパーティゲーム9選

No.23 医療費は上がり続けるのか?

No.24 2021年の有給シックリーブ法/何はなくともブランディング

No.25 グラフで振り返る2020年/新世代のコミュニケーションCPaaSとは

No.26 ワクチン接種を強制しますか?/H-1Bビザ抽選プロセスの変更案について

No.27  大統領令と法律の違い/医療費控除を最大に/州政府の仕事を請け負うには

No.28 従業員ベネフィットのトレンド/COVID後のオフィスデザイントレンド

No.29  COVID-19救済法と人事関連情報/コミュニケーションは進化する/音声メディアを考えてみる