日本人留学生支援団体のご紹介【第4回】カーネギーメロン大学日本学生会
日本人学生会など、日本人留学生を支援したり、アメリカと日本のかけ橋となる活動を行っているアメリカの学生団体をご紹介するコーナーです。団体の概要や活動内容を写真とともにご紹介させていただきます。今回はペンシルべニア州のカーネギーメロン大学日本学生会の柴田さんにお話を伺いました。

MATSURI集合写真2019
カーネギーメ ロン大学日本学生会(CMU JSA)
Japanese Student Association at Carnegie Mellon University
団体の正式名称を教えてください。
Japanese Student Association at Carnegie Mellon University (CMU JSA) (日本語訳:カーネギーメロン大学日本学生会) です。
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会の発足の経緯や歴史について教えてください。
設立は2000年です。もともとはアニメ同好会として始まったものが、カーネギーメロン大学の日本人学生が増えるにつれ、日本文化を広める団体、日本のことをより知ってもらうための団体へと成長していきました。現在、JSAは、カーネギーメロン大学とピッツバーグ地域全体に伝統的で近代的な日本文化の認識を広めるための活動を行っています。また、日本と何らかの関係のある団体(他校の日本人学生会、学生団体や日本の企業、ピッツバーグにある日本食店など)とパートナーシップを構築し、メンバーを日本、日本の文化に結び付けることを目標とした活動も行っています。
会員数や対象者について教えてください。
役員は8人、正会員は24人、合計32人の団体です。役職は会長, 内務担当副社長、外務担当副社長、秘書・会計士、文化イベント担当役、募金担当役、広報委員長、とデザイン担当役です(2020年の情報をもとに)。 会の対象者は、日本語で話す機会が欲しい人、日本語を磨きたい人、日本文化に興味のある人、 どなたでも大歓迎です。
イベント等、活動内容について教えてください。
コロナ禍では活動が制限されていますので、コロナ以前と現在とに分けて活動をご紹介させていただきます。
【コロナ前】

先輩後輩チャレンジ
企業とキャリアセッション
日本の企業から代表者をカーネギーメロン大学に招待し、そこで採用情報、インターンシッププログラムなどに関して大学生とのセッションを行って頂くイベントです。
先輩後輩チャレンジ
JSA内でいくつかの"家族"/グループが存在します。毎年新たにJSAに加入した生徒はそのいずれかの"家族"に配属されます。前年度からその"家族" にいる生徒が"先輩"、新たに加わった生徒が"後輩"となります。"家族"と様々なチャレンジに挑戦することでポイントを得て、団体内の"家族"とポイントを競い会うイベントです。
MATSURI
毎年4月にカーネギーメロン大学で行われる “Carnival” という大学祭で、 CMU JSA のブース/出展として行うイベントです。日本のお祭りを真似て、お好み焼き、射的等の屋台を出し、学校とピッツバーグ地域に日本文化を広めよう、知ってもらおうとするイベントです。
募金活動
募金活動を月に一回行っていました。日本のお菓子、お土産等を売り、集めたお金を赤い羽根や日本の被災地に寄付するというものです。
【コロナ禍】

少人数でハイキング
バーチャルイベント
Discord、Zoom等を使い、日本文化についてのクイズ大会や、 CMU JSAのユルキャラの制作をするイベントです。
オンラインキャリアフェア
日本の企業を数社招待し、Zoomを使ってインターンシップ、採用情報等に関してのセッションを行って頂くイベントです。他校の日本人学生会の生徒も招待し、またセッションをすべて英語で行います。そうすることで言語バリアをなくし、また他校の日本人学生会と関係を築くこともできま す。
今後のイベントの予定などありましたら教えてください。
バーチャルMATSURI
先ほどご紹介した「MATSURI」をオンラインプラットフォームで行います。オンライン上でも、コロナ前のMATSURIにいかに雰囲気を近づけられるよう、メンバーで一生懸命計画を立てている段階です。
先輩後輩チャレンジ
前述の「先輩後輩チャレンジ」をオンラインで行います。
日本の高校生との手紙・メール交換
アメリカ/海外の大学に興味のある高校生を対象に、手紙・メール交換をするイベントを計画しています。少しでも日本の高校生の海外への興味、関心を大きくする、現実に近づけることができればと思い、計画していま す。
オンラインキャリア
前に記載したようなキャリアフェアを今後も行っていきます。
カーネギーメロン大学について教えてください。
1900年Andrew Carnegie が Carnegie Technical School を創立。後に1912年に Carnegie Institute of Technology となりました。1967年に Carnegie Institute of Technology が Mellon Institute of Industrial Research と合体し、現在の Carnegie Mellon University となりました。

ピッツバーグにメインキャンパスがあり、その他カタールとシリコンバレーを含む、6大陸に12以上のキャンパスを持ち、また20以上の研究パートナーシップを誇る国際大学に成長しました。
Carnegie Mellon University には7つの学部があります。工学部、美術/芸術学部、Dietrich人文 社会科学部、Mellon 理科学部、Tepper ビジネス学部、H. John Heinz III 大学情報システムと公 共政策学部、そしてコンピュータサイエンス学部です。Carnegie Mellon University は、生徒の想像力、好奇心、情熱に満ち溢れる大学です。

CMU_Randy_Pausch_Bridge
柴田さんの専攻、将来の夢などを教えてください。
工学部の機械工学と生物医療工学のダブル専攻です。得た知識を使って人のためになることをしたいです。JSAでは外務担当副会長を務めています。主にCMU JSA と学校外団体との関係構築を行っています。例として、他校の日本人学生会、日本の企業、日本の高校など。
留学をしてよかったと思うことはどのようなことでしょうか?
世界中から生徒が集まるため、沢山の文化、考え方や視点に触れることができます。人として成長できたと思います。
COVID-19の影響で団体の活動に何か支障は出ていますか?
募金活動、日本食の出し物ができなくなりました。その他イベントはオンラインに切り替えました。現時点でも、オンライン上のイベントをより良くするにはどうすればよいかと日々考え、努力し続けています。
COVID-19の影響で就職活動などに不安はありますか?
特にありません。インターンシップがオンラインになってしまったのが少し残念だったぐらいです。
カーネギーメロン大学日本学生会に参加してよかったと思うことを教えてください。
日本からの留学生は少ないと思います。団体に入り、また外務担当になれたことで、留学生、海外に興味を持ってもらうには、自分は今何ができるのか、と色々考え、行動に移すことができました。これからの活動で、より多くの日本人学生に留学海や海外への興味関心をより大きくする、現実に変える架け橋になれればと思います。
会員になるにはどのようにしたらよいでしょうか?
カーネギーメロン大学の生徒であれば、だれでも会員になれます。ただし、イベントは会員であろうがなかろうが、だれでも参加可能です。CMU JSAのイベントに参加したい、つな がりたい、という方は、連絡頂けると幸いです。
これから留学する方々へ、アドバイスをお願いします。
沢山の失敗をしてください。失敗から多くのことを学ぶことができます。新しい環境だと、不慣れなことも沢山あるでしょう。失敗を恐れず、むしろ「失敗した、よっしゃ!」という心構えで色んな事に挑戦してください。
【取材協力】
Japanese Student Association at Carnegie Mellon University (CMU JSA)
カーネギーメロン大学日本学生会
柴田
外務担当副会長
Carnegie Mellon University
大学2年
工学部、機械工学と生物医療工学専攻
https://cmujsa.com/ (website)
https://www.facebook.com/cmujsa (Facebook)
https://www.instagram.com/cmujsa/ (Instagram)
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【バックナンバー】
No.1 日本の人事について、トランプ政権発足以降のビザ取得の状況
No.2 人事が知っておくべき高額医療/消費者保護法(CCPA)施行/感染症対策
No.3 コロナウィルス拡大で米国CDCも推奨「在宅勤務」について/シックリーブ
No.4 在宅勤務特集/在宅勤務に関するQ&A
No.5 コロナウイルスに関するQ&A/WiFiの規定/より快適な在宅勤務のコツ
No.6 CDC雇用者向けページを確認しよう/After COVID-19の訴訟について
No.7 ポスト・コロナの職場環境/ビザ取得の状況/WEB面接のコツ
No.8 出社への不安という理由/職場再開における適正な準備と手順
No.9 Return to Workのポリシーを作ろう/オフォス再開に関する一問一答
No.10 コロナ禍で考える「評価制度の構築」/ Don’t be silent ~アメリカの人事は差別との闘いであるから
No.11 移民法、雇用調整助成金(ERC)最新情報
No.12 失業保険の不正受給が急増/評価制度Q&A
No.13 職場におけるコロナ関連訴訟/ オフィス対策/ 感染テスト
No.14 ジョブ型?メンバーシップ型?/自主隔離を終了させる新たなガイドライン
No.15 CA州無給休暇と収入保障/強い企業になる!ブラックスワン比較とは
No.16 ポストコロナの新入社員研修/最新移民法/リモート採用注意点/失業率の推移、学校再開Q&A
No.17 訴訟が多いワースト10/コーチングの活用目的
No.18 緊急有給シックリーブ法の改定/リモートでのコミュニケーション
No.19 各州の雇用に必要な給与額/従業員が感染!会社としての対策とは
No.20 2021年は2.6%昇給すべきか?!/採用もマーケティングと同じ
No.21 バイデン新政権誕生で変わる今後の雇用情勢/H1b申請新基準
No.22 企業が提供する祝日と割合/オンラインホリディパーティゲーム9選
No.23 医療費は上がり続けるのか?
No.24 2021年の有給シックリーブ法/何はなくともブランディング
No.25 グラフで振り返る2020年/新世代のコミュニケーションCPaaSとは