コンフォートゾーンを抜けて、自分を成長させる方法

 

    

 

コンフォートゾーンを抜けて、自分を成長させる方法

 

人はいくつになっても成長することが可能ですが、忙しい毎日を繰り返しているだけでは成長は望めません。では、成長する人と成長しない人の違いはいったいどこにあるのでしょうか?   今回は成長を促すための一つの方法として、多くの人がとどまりがちなコンフォートゾーンと、そこから抜け出して人が成長するために必要なプロセスについて、考察してみたいと思います。    

 

コンフォートゾーンとは?

 

皆さんはコンフォートゾーンという言葉を聞いたことがありますか?コンフォートゾーンは、安心感があり居心地がよくリラックスできる状態のことを指します。これは、ゼネラル・エレクトニック(GE)の最高経営責任者を務めたジャック・ウェルチ氏に影響を与えたといわれている、コンサルタントのノエル・M・ティシー氏が使い始めた言葉です。  

 

具体的には、いつもの空間にいる時であったり、慣れ親しんだ毎日の行動をしている時だったり、気心の知れた友人と会っている時などです。仕事も長く続けていると、自分なりのスタイルというものが築かれ、慣れてスムーズにこなせるようになります。これがまさにコンフォートゾーンなのです。ですが、この居心地の良い環境に身を置き続けていても、人の成長というものは望めません。そういう意味で、コンフォートゾーンは学びの少ないゾーンともいえます。    

 

コンフォートゾーンの外側

 

ティシー氏によれば、コンフォートゾーンの外側にはラーニングゾーンがあるといわれています。知らない人と会う時や見ず知らずの場所に行く時、チャレンジングな仕事や新しい仕事に従事している環境など、つまり今までの自分のスキルやスタイルが通用しない、学びが必要な状態です。  

 

ラーニングゾーンでは未知の出来事に遭遇したり、失敗したりするリスクもあり、ストレスや不安を感じることもあるため、コンフォートゾーンを抜けラーニングゾーンに入ることに抵抗を感じる方もいらっしゃいますが、ラーニングゾーンに自分の身を置き続けると、確実に成長が望めます。このラーニングゾーンは別名ストレッチゾーンとも呼ばれており、大きな成長が期待できる領域でもあります。  

 

また、ラーニングゾーンのさらに外側にはパニックゾーンと呼ばれる領域があるといわれています。ここでは今までのスキルが通用せず、個人の許容範囲を超えてしまい、ストレスや負荷が強すぎる環境です。この領域でも成長は不可能ではありませんが、精神的な負荷が大きすぎる環境なので、学びが生まれるどころか精神のバランスを崩してしまう恐れがあります。コンフォートゾーンを抜け出したいと望んだとしても、こうした環境はさけたほうがよさそうです。    

 

成長するためのプロセス

 

コンフォートゾーンを抜け出してラーニングゾーンに進み成長することをとても難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは無理をせずに気軽に取り組めることからチャレンジする姿勢を身につけましょう。コンフォートゾーンの狭い人は、不安に感じるものがとても多く、チャレンジを躊躇しがちで、やってみると案外楽しめることも見逃してしまう傾向があります。  

 

自分にとってハードルが高すぎない物事に、大らかな気持ちでチャレンジを繰り返すことにより、ラーニングゾーンに自分を導くことができます。つまり、自分にとって適度にわからないことや新しい事を学ぶことが、個人の成長に繋がるのです。ラーニングゾーンに身を置く時はこの「適度感」が感じられることが大変重要です。  

 

チャレンジを繰り返すにつれ、チャレンジへの恐怖が減少し、楽しむことが可能になり、自分のコンフォートゾーンが拡大していることを感じられるようになるでしょう。パニックゾーンに踏み込まない程度に、機会をみつけてコンフォートゾーンを抜け出してラーニングゾーンに進むことを心がけてみましょう。  

 

パニックゾーンに踏み込まないようにするには、自分にとって「絶対に我慢できないこと」「どうしても避けたい状況」を前もって考えておくことが大切です。ラーニングゾーンとパニックゾーンの境界線を見極めることで、ストレスや負荷が重すぎて、健康に悪影響を及ぼしかねないパニックゾーンを避けることが可能になります。  

 

また自分にとってのパニックゾーンを知っておくことは、自分の成長のためだけではなく、人生のさまざまな場面で役立ちます。就職や転職の際の仕事や職場選びや、人との関係の持ち方などに応用することも可能です。この機会に、ぜひ自分にとってのパニックゾーンを考えて有効に活用してみてください。  

 

またチャレンジを行う際に、ラーニングゾーンで失敗がおきることももちろんあります。そんな時は、自分を責めたり必要以上に落ち込んだりせずに、なぜ失敗をしたのかを冷静に考えて分析を行い、改善する方法を考えて、新たにチャレンジを行うことが大切です。もし、自分で改善する方法がみつからない場合は周囲にアドバイスや助けを求めてみるのも一つの方法です。自分では気づかなかった意外な解決方法が見つかるかもしれません。  

 

まとめ

 

コンフォートゾーン、ラーニングゾーン(ストレッチゾーン)、パニックゾーンと、成長のプロセスについて、いかがでしたでしょうか?この3つの領域があることを知っていると、自分に対する負荷を必要に応じて意識的にコントロールして、自分の成長につなげることが出来るようになると思います。  

 

成長の停滞を招くのは、たいていコンフォートゾーンに長く居続けたことが原因です。そんな時は、意識的にコンフォートゾーンから出てストレッチゾーンに意識を向けるように心がけてみてください。毎日の生活の中のちょっとした変化でもかまいませんし、転職や就職など大きな変化にチャレンジするのもよいですね。何かドキドキするような新しい変化にトライして、自分を成長させてあげてみてください!  

 

 


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