10月13日(月)はコロンブス・デー / 先住民の日のため全社休業とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。なお、10月14日(火)午前9時より通常営業いたします。
コロンブス・デーは、1492年10月12日にクリストファー・コロンブスがアメリカ大陸に到達したことを記念する日で、10月の第2月曜日に多くの州や連邦の祝日として定められています。
一方で、2021年にはバイデン大統領が、この日を「先住民の日(Indigenous Peoples’ Day)」としても記念することを宣言しました。
先住民の日は、これまでの「発見」という一方的な視点を見直し、先住民族の歴史や文化、社会への貢献を正しく評価するための日です。また、長く虐げられてきた先住民族の権利や尊厳を尊重する象徴的な意味も込められています。
コロンブス・デーや先住民の日は、アメリカの歴史や文化に触れ、普段とは異なる側面から理解を深め、多様な視点を学ぶ絶好の機会です。おすすめのアクティビティをご紹介します。
1. 歴史の振り返り&多文化共生トーク
コロンブスの「発見」と先住民の「侵略された歴史」——なぜ同じ出来事に異なる見方があるのかなど、映像や本を通じて複数の視点に触れて理解を深めてみましょう。家族や友達と話してみるのもおすすめです。
アメリカで生活する際に職場や地域で異なるバックグラウンドを持つ人とどう共生できるか、無意識の偏見(unconscious bias)や文化的誤解をどう乗り越えるかなどのヒントにもなると思います。
2. 食文化を通じて知見を広める
食を通じて文化に触れるのもおススメです。イタリア出身のコロンブスにちなんでイタリア系移民ゆかりのパスタやピザを作ってみたり、先住民にちなんでトウモロコシや豆、カボチャなどを使った伝統的な料理を試してみるのもおすすめです。シンプルながら栄養豊かで、昔から大切にされてきた食文化を体験できます。食材やレシピを調べる過程そのものが、文化や歴史を知るきっかけになるはずです。作る過程も、みんなでシェアすれば楽しい時間になります。
3. アートや音楽を楽しむ
アートや音楽を通して先住民の文化にふれるのもおすすめです。伝統的な模様や工芸品には、自然や暮らしへの思いが込められていて、見ているだけで世界観を感じることができます。音楽や踊りも、ただの表現ではなく、人々のつながりや祈りの気持ちを伝える大切なものです。最近では、伝統を受け継ぎながら現代的にアレンジしているアーティストやミュージシャンも多く、幅広く楽しめます。
皆様、どうぞよい週末をお過ごしください!
QUICK USA, Inc.