第2回ジョブフェア参加者
坂東雅史 (ばんどうまさふみ)
日本駐車場開発株式会社/大阪営業部 第一グループ
State University of New York(Albany) 卒業 Economics 専攻
|
| どこで働くか。どんな仕事に就くか。フレキシブルな感覚が必要 |
| 「もともと、アメリカにやってきたのも『ちょっと隣の街にでも行ってみようか』という感覚でした」というのは、日本での就職を決めた坂東さん。ニューヨーク州立大で経済学を学んだ彼は、当初、米系のベンチャーキャピタルや投資銀行といった金融に絞った就職活動を行っていた。希望していた金融業界からは、外資系証券会社のバックオフィス勤務で内定をもらったものの、「自分はバックオフィスではなく、直接人と接する仕事で自分自身を鍛えたい」と次第に考えるようになっていった。そこで金融以外の仕事に眼を向け始めたときに出会ったのがクイック主催のジョブフェアの広告だった。事前にサイトで参画企業をチェックしていた彼。なかでも特に『日本駐車場開発』という会社に興味を持った。「駐車場ビジネスという新しい業界を切り拓いた先進性、わずか2年の間に4度の上場を果たした企業力。そして何よりもスキー場開発や海外進出など、矢継ぎ早に経営判断が進むスピード感に魅力を感じました」。そんな気持ちで迎えたフェア当日。会場を訪れた彼は驚くことになる。 |
 |
| 企業はもちろん、そこで働く人に魅力を感じられるかを確かめてほしい |
| 地下鉄でテロが起こるかもしれない…。フェア前日からTVで報道されていたニュースは、日本でも大きく取り上げられていた。そのため、日本駐車場開発は社員の安全を最優先するために、フェア参画をキャンセルしていたのだった。理由が理由なだけに、納得せざるを得なかったが、残念な気持ちは抑えられない。そんな坂東さんが声をかけたのが、フェア運営事務局のスタッフだった。一番興味を持っていた企業に出会えなかった事情を話すと「一度連絡を取ってみましょう」ということになった。それから数日後、実際に日本駐車場開発の人事部長と電話でコンタクトすることになり、2回の電話面接を経て、日本での最終面接へと進んでいく。顔の見えない電話での会話だったが、声だけで部長の真摯な姿勢とユーモアのセンスに魅力を感じていた彼。「ニューヨークと日本という離れた場所なのに電話面接で対応するというベンチャー企業特有の柔軟性に、企業としての将来性を感じることができました。ビジネスモデルだけでなく、会社自体にも魅力が感じられるかどうかは就職を決めるときの大きな要素です」。 |
 |
| いきなり海外経験が活かせるチャンスがめぐってきました |
| 今、日本駐車場開発の大阪営業部で月極駐車場のオーナーと利用者を結ぶコンサルティング営業として活躍する坂東さん。入社2ヵ月目のある日、大きなチャンスがやってくる。偶然、社長との食事会に参加することになったとき、ニューヨーク州立大卒業であることを自己紹介した坂東さん。いきなり社長から「来月、IRでヨーロッパの国々へ出かけるのに一緒に行かないか」という打診を受ける。「まさか、本気じゃないだろう」と思っていた彼のもとに出張命令がおりる。約1週間の行程を、入社したばかりで、会社の社長と共にすることになった。その間、同社の企業理念である『ハッピートライアングル(関わったすべての人が幸せになること)』をはじめとする社長の視点・理念を目の当たりにする。「この人について行こう。心底そう思いました。その反面『この人に認められたい』という思いも強くなりましたね」。将来は、IPO支援などの仕事を手がけていきたいという坂東さん。「そのために、今の仕事を確実に成功させて周囲を納得させるような実績をあげたいですね」という彼の笑顔に迷いはないように思われる。 |
 |
| (ジョブフェア2005秋に参加) |